Saturday, December 29, 2012

弁護士の選び方

弁護士の選び方ですが、3人以上に話を聞きに行く事をお勧めします。

僕の場合はH-1Bの取得の時にお世話になった弁護士を無条件に信用してしまい、1回目のプロセスを始めてから1年と少し経った後に、弁護士のミスにより、プロセスが却下されてしまいました。(1回目のプロセスの詳細、ミスの詳細は後述していきます。)

2回目のプロセスでお願いした弁護士は、新しく探した弁護士さんになります。

話はもどり、弁護士の選び方ですが、周りの評判に関係なく自分に合った人を選ぶ事をお勧めします。僕の場合は友達が絶賛し、進めてくれた弁護士にも会いに行きましたが、あまり印象が良くなく、プロセスも僕が望んでいるものとは違う事がありました。

大きな弁護士事務所で、抱えている弁護士が何人もいて、専門分野がいくつもある弁護士事務所を訪れるのなら話は違ってきますが、当然の事ながら弁護士にも得意分野があり、少人数で運営している事務所の場合、色々なケースを得意分野にあてはめ進めて行く場合が多いと思います。ですので、弁護士によってプロセスの方法が変わってきます。

2回目のプロセスを始めた時点での僕のプロフィールですが、
大学院を卒業後、入社して2年。資格上ではEB-2でのプロセスも可能と言う事になります。

僕の場合の具体例ですが、
1人目:1回目に失敗した弁護士に、再度挑戦する場合の方法を聞きました。
もちろん、1回失敗していますので、お金の面で考えると、この弁護士に頼んだ場合は安くあがります。ですが、彼が主張する方法はEB-3でのプロセス。職種に関してもH-1Bと全く同じもの。会社の大きさ、業績を考慮するとEB-3でのプロセスが無難だと。もし、EB-2でのプロセスを薦める弁護士がいた場合は、辞めた方が良いとの助言も頂きました。ちなみに、1回目のプロセスの時、彼はクライアントの僕に相談する事もなくEB-3でのプロセスを開始していますので、あくまで助言は助言として受け止めることにしました。彼の専門分野は一応、移民法ということになっていますが、実際は離婚、会社設立、投資、などなど幅広く扱ったいる方でした。

2人目:友人に紹介していただいた弁護士。主に、海外からの会社設立や投資を対象としたビザの扱いを得意としている方。僕の書類を見ての判断はEB-3でのプロセス。しかも会社の経済状況を考えた結果、EB-3でのプロセス自体も難しいとの判断でした。

3人目:友人に紹介していただいた弁護士。主に移民法、H-1Bやそれに準ずるグリーンカードプロセス、その他には不動産を扱っていました。EB-2でのプロセスを薦められ、申請するJob Titleも今のものとは違うもの。その時点で、その方が主張するJob TitleでH-1Bを申請しようとする同僚もいた為、その点も相談するが問題ないとの返事。

結果として、3人目の方にお願いをしました。端から見ると、無理なプロセスのように感じる方もいるかもしれませんが、実際に話した感じ、一番正直な印象を受け、EB-2でのプロセスに自信がありそうだったので、僕はその方を選びました。弁護士によって、要求された書類をギリギリに出すタイプやすぐに色々やってくれるタイプ等、色々いますが、このかたは後者のタイプ。以前の弁護士は全てがギリギリでハラハラする事もあったので、頼む方としては心配事が減ります。

また、アシスタントを使っていないので、アシスタントが引き起こす連絡ミスや書類のミスがないため、その点もお願いした理由になります。直接連絡が取れるのもプラスでした。

日本語でのやり取りを希望し、アシスタントが日本語を理解できる方や、弁護士自体が日本語を理解できる方を探される場合もあると思いますが、一番優先すべきは弁護士の専門分野と連絡のしやすさ、本人の正直さなどではないかと思います。グリーンカードを申請する時点でアメリカでこの先しばらくは生活をするつもりはある訳ですし、英語は問題にするべき対象ではないと思います。たとえ日本語でも法律の番号や法律用語ばかり使われた書類が送られて来た場合、素人には理解不能ですし。

次回はEB-3とEB-2の違いについて説明したいと思います。

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